第3子の給付金について

2020.12.16

Q:第1子、第2子ともに1歳まで育休を取得して、育児休業の給付金の手続きをした従業員がいます。続けて第3子が生まれたとき給付金はどうなるでしょうか。

A:遡れるのは最大4年ですので、受給は難しいと思います。

育児休業給付を受給できるかどうかは、休業取得前の2年間に賃金支払基礎日数が11日以上ある月(みなし被保険者期間)が12か月あることが条件です(法61条の4)。
第1子の育児休業期間を子が2歳になるまで取得して、その間第2子を妊娠出産した場合、前2年間だけみれば賃金支払いの要件を満たしません。

育休開始前の2年間に妊娠・出産等の理由により引き続き30日以上賃金の支払いを受けることができなかった場合には、2年に賃金の支払いを受けることができなかった期間を加えることができ、最大で4年まで延長することが認められています。
育休開始の4年前まで遡れば、受給資格を満たす可能性があり、連続して育休を取る場合、第2子までは対象となる可能性があるといえます。

第1子、第2子の産休・育休を法定期間一杯取得すれば、受給資格を満たすことは難しいでしょう。

参考:労働実務事例研究(2020年版)